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連載:おおたきワイン <赤ワインの基本編>

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ワイングラスを売っているのにワインの事を分かっていない木村硝子店スタッフO(お酒は大好きです)が、ワインインポーターさんであるアズマコーポレーションのおおたきさんにワインのことを分かりやすく楽しく教えてもらおう!という企画。

まずワインってどう選んだら良いのかが分からない…なんとなーく国で選んでみたりジャケ買いしてみたりしてみる。レストランなら店員さんへおすすめを聞いてみたり。そんなふわふわワインを選んでいる方はまず!自分の中にワインの基準を作りましょう!

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どうして仏ワインを基準にすると良いの?

ぶどうの産地の北限(ブドウにとって一番寒い所)がフランスだからという点と、実はもっと北でベルギーなんかでも作られているんだけれども、一般的にフランスで育てられているブドウ品種は他の国でも育てられているので、フランスを基本に考えると分かりやすいんじゃないかなあということ。

現におおたきさんいわく、
「ワイン屋的観点でいいますと(おおたきさんの独断と偏見です)基本はフランスです!僕がワインの基本てどこ?って聞かれたら、180%フランス!と答えます。」

ブドウが育つには暖かく肥沃な土地でよりも、寒くブドウにとって厳しい土地での栽培のほうがその土地の味をがんばって出して美味しいワインになります。フランスではブドウの産地がおおまかに約10箇所ほどありますが、その土地にあった品種のブドウを栽培しないと美味しくなくなったり、枯れてしまったりします。フランスでは正しい土地に正しい品種が植わっているため、ワインのラベルに品種が書いていなくても、ラベルの産地を見ればどの品種なのかが分かるそうです。

正しい土地に正しい品種を植えると
美味しいワインが出来る

いくら寒くて厳しい気候でおいしくなると言ってももちろん限度があります。パリより北はブドウが育たなくなるため、これより先ではりんごが育てられ、シードル(りんごのワイン)が作られています。またフランスのワイン産地の中で最も北に位置するのがパリより程なくの場所に位置するシャンパーニュです。シャンパーニュのお話はまたシャンパーニュの回に。

土地の味、ブドウ品種の特徴が最大限に出る北限で育ったブドウを基準にすることで、味が分かりやすく、自分の中で基準が作りやすい、だから仏ワインを基準にすると良いんです。

自分の中で一つの基準をつくると、
ワイン選びが楽しくなる

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今回は産地・品種違いのアズマコーポレーションさんの赤ワイン3種から学びます。
さっそく飲み比べていきましょう!

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産地:ボルドー/品種:メルロー
産地:ブルゴーニュ/品種:ピノ・ノワール
産地:ラングドック(本来はローヌ)/品種:シラー

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まずは1本目はワイン初心者でも聞いたことのあるボルドー。赤ワイン用に主に作られている品種はメルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フランなど。この3品種、ブドウの大きさも色合いも同じような感じですが、渋みに違いがあります。渋みの強い方から、カベルネ・ソーヴィニヨン/メルロー/カベルネ・フランとなっています。

なかでもよく聞くカベルネ・ソーヴィニヨン、実はカベルネ・フラン(赤)とソーヴィニヨン・ブラン(白)の子供になるらしいです。※自然交配によって誕生したことが1990年代の研究で判明。

そんなボルドーの品種たちですが、味わいの特徴としては葉っぱの感じがしたり、茎っぽかったり、植物的なニュアンスを持っています。

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続いてこちらもよく耳にするブルゴーニュ。なで肩ワインボトルが特徴で、主な品種はピノ・ノワール、ガメイ。ワインの赤色はブドウの皮から出ていて、皮が厚いと濃い赤に。皮が薄いとピノ・ノワールのような薄い赤色に。

ピノ・ノワールは味わいは苺の香りがして、腐葉土感も感じる。ワインの味の形容詞で「なめし革のような」って聞いたことがあるんですが、これもブルゴーニュのワインに当てはまるそうです。苺の植物っぽさもあり、なめし革(野生の動物が濡れたようなニュアンス?)っぽさも感じる、植物・動物、両方の味わいを持っています。ガメイは苺の味わい香りを持ちつつ酸味は抑えめで土っぽさをより感じます。

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最後はシラーという品種。これはちょっと聞いたことがあるような無いような。本来シラーが適している場所はローヌになるそうですが、大瀧さんいわく「アズマさんでは北ローヌのシラーは高くて持ってないんです」ということで北限シラーの感じに近いものをお持ち頂きました。なので産地がラングドックとなっております。

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※ラングドックというと地中海沿岸西部ですが、今回のシラーの生産地はローヌに近い場所に位置しています。ただし行政区画で定められた場所がラングドックのため、産地表記はラングドックとなります。この辺りのややこしい事情についてはまたラングドックの回に。

味のニュアンスは血や鉄っぽい感じ。シラーの他にはグルナッシュなど、やはり肉っぽい動物的感覚の味わいを感じる品種です。

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今回3種類のワインを飲んできましたが、どれも後味がすっきりとしていて味わいがすうっと抜けていく感覚です。これはどれも品種にあったそれぞれの北限の地で栽培されているからだそう。

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仏ワイン3産地7品種のまとめ

フランスの地図を4つに折ってみると、

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すると、
こんな感じにまとめられます。

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さてこれで私の中にメルローの引き出しと、ピノ・ノワールの引き出しと、シラーの引き出しができました!これから例えばチリのメルローを飲むときはフランスのメルローと比べると茎っぽさよりも葉っぱっぽさが強いかな?ユーカリの葉のようなスーッとする感じがするかな?なんて思ったり。またはあるときは赤ワインを飲んだ時に鉄っぽい感じがするなぁ、ってことはシラーやグルナッシュなのかもしれないと考えたり。その時の感覚は違う引き出しにはいれないで、同じ品種の引き出しに入れておく。そうして色々試していくと、ワインを選ぶ際の幅が広がるはずです。

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ワインの話って難しそう…細かそう…わかんない言葉沢山出てきそう…という不安をぶわっと吹き飛ばしてくれた、おおたきさんのざっくりワイン講座第1回いかがだったでしょうか?お話とっても面白かったのですが文章から皆さまへ伝わっているかが心配です。今回はスタッフOのほかに専務(ワイン好き)とデザイナーS(のみすけ)とスタッフI(新人若者)とたまたま打ち合わせにいらしていたゲストSさんの5人でお話伺いました。ちょっぴり賢くなったOは早速ワインショップに行ってこようと思います!

さて【連載:おおたきワイン】はこれから毎月20日に更新していきます。“20”はフランス語でヴァン(vingt)。“ワイン”もフランス語でヴァン(vin)。ということで20日はワインの日となっています。日本ソムリエ協会さんが制定したらしいです。

次回は白ワインの基本です。
9月20日をお楽しみに!

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<今回のワイン>
シャトー・レルミタージュ・ド・ラ・ガレーヌ・キュヴェ・トラディション
ブルゴーニュ・ルージュ
シラー・IGP・セヴェンヌ

Omake Episode2

Tensen

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