ガラス作家の大村俊二さんとインダストリアルデザイナーの中原俊三郎さんによるコラボレーションブランド「SHUNIT」によるデザイン。底面が楕円、飲み口が正円というユニークな造形のウイスキーグラスです。
<第6回/後編>フランスのデザイン事務所に勤務する傍ら、フランス各地のワインの名産地を巡るようになった麹谷さん。それはあくまで愉しみのためのもので、ワインについて本格的に学び始めたのは、実は帰国後のことでした。豊富なワイン体験が、麹谷さんの頭の中で一本の線となり、グラスへの興味も高まって、世界がさらに広がっていきました。
<第6回/前編>麹谷宏さんが考案された、木村硝子店の「トラベルグラス」。このグラスの誕生には、少年時代にデザインの道に進むことを決意し、グラフィックデザイナーとして大阪、東京、パリ、と拠点を移しながら第一線で活躍されるなかでワインに出逢い、魅せられていくまでの長い歴史が関わっています。日本における「ワインのはじまりの時代」の楽しいエピソードを交えて、お話を伺います。